Antigravity
久々に性能仕事。ちょっといじって、性能測って、またちょっといじって、性能測って、みたいな繰り返しが必要なのでかったりーと気が乗らなかったため、気晴らしにエーアイにやらせてみることにした。
社内にはいわゆる harness が何種類かあるが、そういえば AI pilled な同僚が Antigravity が社内コードベースにも対応してるし出来が良いですよ、と勧めてくれたのを思い出し、試してみた。結果、結構良かった。(こんなまともなアプリを作る力がまだ残っていたのかこの会社と一瞬感心したのち、そういえば acqui-hire だったのを思い出した。)
モデルのアホさはどの harness でも同じだが、 Antigravity は単純に UI の出来が良い。並列のセッションも持てるし、なにかをビルドしたり ADB を読んだりといった時間のかかる作業も非同期に動かしてチャットがブロックされないし。コードの差分を表示してる間も仕事を進めてくれるし。なので、ビルドを待ってる間に「指示マークダウン直したから読み直して」とか「集計スクリプトなおしたから再実行して」とか言える。CC も非同期で色々できるはずだが、自分が使っている範囲ではだいたいブロックするんだよな。もっと裏で色々やってくれるといいんだけど。カスタマイズが足りないのだろうか。
Antigravity とは無関係に「ちょっといじって再計測の繰り返し」という作業もエーアイに向いていた。この作業には何らクリエイティブな要素はなく、コードサーチして特定のパターンで初期化されてるところをコメントアウトする、みたいな作業。業界最先端とはいえない勤務先エーアイも、この指示は危なげなくこなした。
あと少し感心したのは、テストスクリプトの実行中に ADB の接続が切れてエラーになったとき勝手に再実行して実行を継続したこと。作業を始める前は、コードの書き換えはともかく実行と集計はスクリプトで集計できるよなあ(でもスクリプト書くのが微妙にかったるいなあ)と思っていた。しかし下手なスクリプトより出来が良い。なかなかエージェント感ある。裏で TPU を燃やしているだけある。
というかんじでエーアイ氏が微修正 -> ビルド -> テスト実行 -> 結果集計 というループを 15 ターンぐらい丸一日かけてやっている間、自分は人手コーディングを楽しんだのだった。盲点としてはテストに手元のデバイスを使わせてしまったため、自分が書いているコードを試せないことでした。明日は二台挿します。
はじめて Claude Code を触ったときは、この TUI まさか決定版なのでは という気がしたし、今でも家では TUI の Claude Code を使っているわけだが、Antigravity をさわって戻ってくるとやや残念感が芽生えてきたなあ。ターミナルで動く良さはあるし、特に自動化を考えると headless は必須ではある。ただちゃんとデスクトップ向けに UI を作ったほうがどう考えても敷居は低い。ターミナルいくつも開いて並列作業とか、やりたくないです。別に家で Antigravity/Gemini を使いたいわけではないので、first party Claude Code GUI が欲しい。
しかし自分のような Linux ユーザにそういう選択肢は無い。Claude Code Desktop の Linux 版は存在しない (実態は Electron なので謎のハックバージョンが出回ってはいるが・・・) Codex App も同様。その点 Antigravity は Linux 版もあって好ましいが ・・・ Claude Desktop は Linux 版出してくれ!たのむ!あるいは自分がターミナルいっぱい開くウェイに適応するしかないのだろうか・・・。いやですが、Linux ユーザがターミナル嫌がるとどこにも行けないのかもしれませんね・・・。
追記: これを書いた後に Claude Code, Codex のアプリが大幅刷新された。はー Linux 置いてけぼり悲しい・・・。