AI Sadness #6: Forced
仕事におけるエーアイのなかで一番悲しいのは「仕事にエーアイを使え」と言われることだと思う。
「製品にエーアイの機能を入れろ」なら、まだわかる。市場判断は自分の仕事ではないから。でも「仕事にエーアイを使え」はその自分の仕事のやり方を指図されている。嬉しくない。
大企業、仕事の仕方に縛りは色々ある。それは法制上の理由かもしれないし、様々なリスクからビジネスを守るためかもしれないし、局所的な利点でなく大局的な最適化を優先したためかもしれない。こういう縛りは嬉しいものではないが、理由はわかる。「エーアイを使え」には納得の行く理由を感じにくい。理不尽に自分の agency を制限されたように感じる。
「エーアイを使え」は空気であって、文書化された何かではない。行動規範に類する文書は「エーアイを理解しろ」のような言い回しが選ばれている。けれど空気はちがうことを言っているように自分には感じられて、それが息苦しく悲しい。