聞きなおしたい自己啓発本
Audible はクレジットが降ってくるのでつい新刊を探してしまうが、過去に聞いたやつを聞き返してもいいかもなと思い立ち Bookshelf のページを眺める試み。順不同。
子育て:
- Positive Discipline for Preschoolers: For Their Early Years--Raising Children Who are Responsible, Respectful, and Resourceful
奥様の書架より。結構影響を受けている。The Whole-Brain Child など類書は多いが、振り返るとこれだけでよかった。年齢別に焼き直した版があるのでその年頃に読めばよさそう。なお次は teenager らしい。 - The Enchanted Hour - よい聞かせに関する本。子がもっと自分で本を読むようになったら次のフェーズがどうあるべきか考えるのに読み直す必要を感じる。
- How to Talk So Little Kids Will Listen - また子供がいうことを聞かなくなったら。今のところ必要性は感じないが、自分がマスターできているとも思わないので。
- Grit: The Power of Passion and Perseverance - 昔は自分の問題として読んだが、子育ての文脈で読み直していい気がしている。お仲間の Mindset も同様。
人間関係:
- Crucial Conversations - 上司ときわどい会話をする必要が生じたら読み直す。
- Helping Edgar Schein 思慮深くて好きなのだよね。
精神衛生:
- Learned Optimism: How to Change Your Mind and Your Life - 憂鬱な気持ちのときに読み直したくなるんだけど、audiobook がない(簡略版のみ)なのだよなー。Unwinding Anxiety の方が actionable でよい気もする。Seligman の謎の情熱は好きなんだけど。
会社員:
- Getting Things Done - GTD のやり方、たるみがちなのでたまに読み直した方がいい印象。
- Digital Minimalism / Deep Work - 最近たるんでるので Cal Newport 節を摂取してもいいのではないか。新刊も出てるけど、どうなのだろうね。
- The Essential Drucker - 今読みなおしたくはないが、いい本なので自分がいちおう知的労働者である事実を確認したくなったら読みたい。
ソフトウェア開発自己啓発:
- The Manager's Path - 我ながらシニア仕草 (© kzys) が足りてないので、最初の方だけ読み直してもいいかなと思わないでもない。Staff Engineer でもいいんだけど、出世臭が強すぎるんだよな。
- The Passionate Programmer - パッションゼロな今の自分がよむと読むとどういう気持ちになるのかな、という悪趣味な興味。
- Accelerate: Building and Scaling High Performing Technology Organizations 重要な本だけど情報量が多すぎるので、読み直すと発見がありそう。
過去ログを眺めていて、読み直したい本と良かった本は別だよなと思う。読み直したいのは、自分の苦手分野(人間関係、子育て、精神衛生、真面目に働く)に対し具体的に actionable 要素があるものと、ある種の景気づけ (Cal Newport, Edgar Schein). 面白い本というのは、自己啓発だけでももうちょっと色々ある。ただ actionable な要素のない self help はあんまし意味ないので、これらはいい本といえばいい本なのでしょう。
ただ自分と苦手分野のかぶらない人には意味なしでもある。仕事真面目にやるとか、得意な人は得意だからねえ。自分も昔は一定程度得意だった気がするんだけど・・・。