聞きなおしたい自己啓発本

Audible はクレジットが降ってくるのでつい新刊を探してしまうが、過去に聞いたやつを聞き返してもいいかもなと思い立ち Bookshelf のページを眺める試み。順不同。

子育て:

人間関係:

  • Crucial Conversations – 上司ときわどい会話をする必要が生じたら読み直す。
  • Helping Edgar Schein 思慮深くて好きなのだよね。

精神衛生:

会社員:

  • Getting Things Done – GTD のやり方、たるみがちなのでたまに読み直した方がいい印象。
  • Digital Minimalism / Deep Work – 最近たるんでるので Cal Newport 節を摂取してもいいのではないか。新刊も出てるけど、どうなのだろうね。
  • The Essential Drucker – 今読みなおしたくはないが、いい本なので自分がいちおう知的労働者である事実を確認したくなったら読みたい。

ソフトウェア開発自己啓発:

過去ログを眺めていて、読み直したい本と良かった本は別だよなと思う。読み直したいのは、自分の苦手分野(人間関係、子育て、精神衛生、真面目に働く)に対し具体的に actionable 要素があるものと、ある種の景気づけ (Cal Newport, Edgar Schein). 面白い本というのは、自己啓発だけでももうちょっと色々ある。ただ actionable な要素のない self help はあんまし意味ないので、これらはいい本といえばいい本なのでしょう。

ただ自分と苦手分野のかぶらない人には意味なしでもある。仕事真面目にやるとか、得意な人は得意だからねえ。自分も昔は一定程度得意だった気がするんだけど・・・。

Book: The Love Prescription: Seven Days to More Intimacy, Connection, and Joy

Amazon.com: The Love Prescription: Seven Days to More Intimacy, Connection, and Joy (Audible Audio Edition): John Gottman, Julie Schwartz Gottman, James Patrick Cronin, Kiiri Sandy, Penguin Audio: Audible Books & Originals

結婚カウンセラーによる結婚生活ガイド。夫婦関係を良好に保つのは自分にとって high priority ということになっているが、その割に best practice 的なものを何も知らないなと思ったので。結婚九年目で気づくのはどうなんだという指摘は甘受いたします。人間関係全般に関心が薄いのだよね・・・(別に夫婦関係が不穏とかではなく、新聞のレビューでみかけたので読みました。)

で、そういう人には良い本だった。この著者らは「関係を良くする」のと「こじれた問題をなんとかする」のを支援しているらしいが、この本は前者にフォーカスしている。

日々できる比較的小さなアクションを 7 つ紹介されており、どれも low hanging fruits というかんじで「そうですね・・・」とわりかし説得力がある。

印象的だったのは「こういう日々の関係の積み重ねが貯金になり、衝突が起きたときの助けになる」という主張。そうなのだろうねえ。

自己啓発本読みとして死角があったと痛感。七項目を紙に書いて壁に貼っておこうと思います。むしろ Anki するくらいの勢いが欲しいです。はい。