Spinach Forest

歩きの効能とノート

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Digital Minimalism の話のつづき。

歩きながら考え事するのは意味があると Cal Newport は主張する。自分も合意するが、一方で歩きながらの考え事には難しさもある。

自分にとって一番の困難は、考えを積み重ねるのが難しいこと。考えを積み重ねるには、考えが脳の容量を超える前にスナップショットを書き出し形を与える必要がある。自分はこの容量があまり大きくないのでこまめな snapshoting を必要としているが、歩きながらはそれが難しい。結果として同じ事をぐるぐると考えてしまう問題がある。

同じ考えをぐるぐるする問題に自分は苦しめられがち。世間ではこれを自動思考と呼ぶ。自動思考も書き出すことで対処できる。従って考え事をするにあたっては何か書くものがあったほうが良い。

書き出しメディアとしてためしに持ち歩き用の紙のノートを買ってみた。徒歩通勤で持ち歩き、podcast や audiobook を聴く時間を減らして考え事をする。そして snapshot を書き出す。割と良い。以下雑感:

夏のあいだはいいけれど、冬はどうかな。